放課後デイサービスを決める上での一つの基準

児童発達支援

就学に向けて、これから放課後等デイサービスを探す方、今通っている放課後等デイサービスに不満があって、他の放課後デイサービスを探したい方、曜日や時間の都合で通う放課後等デイサービスを探している方へ、今日は読んで頂きたい記事になります。

放課後等デイサービスの探し方に関しては、前回の記事でも書いた通りなんですが、今回は自分で放課後等デイサービスを探す選択肢を選んだうえで、どういう基準で決めればいいのかを皆さんに知って頂ければと思います。

 

一番は子供が行きたいかどうか

結果からお伝えすると「子供が継続して楽しんで通えるかどうか。」です。

これは今通われている放課後等デイサービスを辞めるかどうかの基準でもあると思いますが、例えば勉強を教えてくれる、体操を教えてくれる、特殊なプログラムで子供の能力を伸ばしてくれる等、親御さんがそこに通わしたいと思う理由以外であれば、子供がその施設に通っていって楽しいかどうか。

もっと言えば、子供がその事業所へ通っている意味を見出しているかどうかです。

前者は、親御さんが自分のお子さんに対して、なにかしらの経験、能力等の底上げや、結びつきを期待されていると思うので、多少お子さんが楽しくなくても通う意味はあると思います。

しかし、後者の事業所。

例えば、お友達との関わり、少し休める場所等の少し表現や、その放課後等デイサービスで行っている事が曖昧な場合、子供を継続して通わしたい判断基準として一番大きな要素は「子供が継続して、楽しんで通えるか。」だと思います。

 

なぜ楽しんで通う事が大事なの?

放課後等デイサービスに通われているお子さんの大半は、他者との関わり方に少し苦手な部分を抱えていたり、ひょんな発言で傷付きやすい部分があったり、デリケートな部分が多いお子さんが大半です。

放課後等デイサービスでは勿論、そういった部分をその道のプロが配慮を行い、他の子供達との関わりや、大人との関わり、引いては社会との関わりを繋げていくものなんですが、そこに子供が苦手とする環境や、全く配慮してくれない指導員がいれば、たちまち子供達のストレスは高まっていきます。

高まった結果、学校や自宅でもその支障は出てくることでしょう。

ではストレスが溜まらない環境とは?

子どもが自発的に行きたいと思える場所=子供が楽しんで、自分から行きたい!楽しみ!早く放課後等デイサービスに行く時間にならないかな!と楽しみに思える事ですよね。

 

一つの基準として

放課後等デイサービスにいる時間は、平日であればたかだか2、3時間だと思います。

ただ学校を終えた後の2、3時間は子供にとってはとても重要な2,3時間だと思います。

地域の子供たちは、学校で溜まったストレスを爆発させるかのように、周りの友達と遊び、家に帰ります。

そして、また明日の学校までの心持を整えていきます。

放課後等デイサービスに通う子供達も同様です。

楽しめない環境に、大事な2、3時間を費やし、明日の日常への心持は出来ませんよね?

あくまで一つの基準ではありますが、今自分の子供が通っている放課後等デイサービス、今から探す放課後等デイサービス。

本当に親御さんが行かせたいと思う放課後等デイサービスか、もう一度考えてみる事も必要があるかもしれません。