市や自治体の検診で、発達の遅れが指摘された!
他の子と何か違い、ウチの子はとても育てにくい!
上の子はこんな事無かったのに!どうしたらいいの?
などなど、生活に困ったり、発達障害かもと心配される親御さんは多いと思います。
発達の遅れがある子どもに対して、また生活に困りごとがある子どもに対してどんな福祉サービスが利用出来るか、なかなか判らないですよね?
実際、私もわからない事ばかりで戸惑いました。あくまでも我が家の場合の利用までの流れと、放課後等デイサービスや相談支援事業所でのお仕事の経験を生かし、少しでも皆さんの参考になれば…
我が兄妹の利用までの流れは…
私の場合、上の子は1歳半の検診では指摘されませんでしたが、やっぱり成長がゆっくりだと感じたり、幼稚園の入園を控え…
私(母)と離れて大丈夫?
集団で遊べる?といろいろ心配だったり、
また、第二子の出産を控え、私自身が少し、いや…かなりホルモンバランスの乱れからか(言い訳!笑)子育てに悩みに悩んでいたので、自ら市の発達相談を受けました。
それから、定期的に発達検査を受け、児童発達支援事業所か医院の作業療法を進められ、幼稚園と週2回児童発達支援事業所に通いました。
そして、小学校の入学と共に放課後等デイサービスを利用しています。
第二子は、3歳半検診で引っかかり定期的に発達検査を受け、4歳から保育園と児童発達支援事業所週1回を利用しています。
児童発達支援事業所ってどんなところ?
小学校就学前の6歳までの特別な支援が必要な子どもや障害のある子どもが利用する施設です。
分かりやすく言うと、発達がゆっくりな子たちを、少人数のクラスでプロの先生たちが手厚くサポートしてくれる幼稚園のようなところです。10人前後のクラスに3〜5人の先生がいらっしゃいます。
発達障害の特性に詳しい先生が、生活や集団生活での困りごとや関わり方を教えて下さります。施設によって、特化している事や特性に合わせて専門的に支援しているなど様々です。
我が子の様に、幼稚園や保育園と並行して週1~2回通園する施設と毎日通園する施設とがあります。
児童発達支援事業所の時間帯も施設により違い、私は、幼稚園をお休みし通園してましたが、午後に児童発達をされている施設もありましたよ。
実際に通ってみたら
我が子が通園していた児童発達支援事業所は、みんなで制作や運動遊び、プールなど活動内容は幼稚園の様でしたので、子ども達は楽しんで通っています。
発達の悩みはそれぞれ違いますが、発達や障害に対して悩みを持ったお母さんにたくさん出逢い、私だけじゃ無いんだと何より私自身が救われました!
初めは、ママ関係や親の会にめんどくささを感じていましたが…笑
でも、相談しにくい事や、共感できる事が同じ幼稚園に通うママさんよりはるかに多く、また福祉サービスの事の相談や情報などの共有もでき心強いです。
また、通園している幼稚園と連携を取ったり、就学に向けて小学校とも連携を取って下さります。
保護者が伝え切れない部分や指導の仕方なども幼稚園や保育園などに伝えてくれたり、就学に向けての相談や、時には学校側と間に入り就学に向けてサポートして下さります。
どの様に利用できるの?
児童発達支援事業所や放課後等デイサービスを利用するには「障害福祉サービス受給者証」という受給者証の発行手続きが必要です。
この受給者証は、お住まいの自治体の福祉の窓口で発行申請します。
受給者は、療育手帳(知的障害者が持つ手帳)や障害者手帳を持っていない子、診断名がついていない子も取得する事が出来ます。
知的な遅れがない、グレーゾーンのお子様も、実際に多く利用されています。
早期から一人ひとりに合った環境や支援を受ける事、何より、親御さんも安心して預けられたり、少し余裕を持ち子育てをする事が私は大事だと思います。
生活に困りごとがある方は、お住まいの自治体やこちらにお問い合わせ下されば、ご相談に乗りますよ!
次回は、放課後等デイサービスについてお話しします!
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