新型コロナウイルスが落ち着き始めた昨今、学校も通常通りに戻り始めました。
通常通り学校が開始され出したという事は、授業が始まり、子供たちは戸惑いを隠せない様子です。
京都市では通常通りの授業が進められ、自粛時の課題内容の復習から始めるのかと思いきや、課題内容に関してはすでに終了したという扱いで進んでいるようです。
学校も新型コロナウイルスで判断を早急にしないといけなかったので、やむを得ない言えばそれまでだと思うんですが、子供達には過酷な日々が続きそうです。
今回はそんな発達障害の子供達に、学習支援が必要な理由をお伝えしていきます。
学習支援とは
学習支援とは子供の勉強での不明点等をお手伝いしてくれるサービスになります。
厳密には福祉サービスと福祉サービス外の2種類あり、大半は福祉サービス外になります。
福祉サービスでは放課後等デイサービスで主に学習をメインに支援を行ってくれる事業所があります。
障害の知識があるスタッフが、宿題や事業所内での課題等を利用し、勉強のサポートをしてくれます。
個別対応で1時間1コマ等で利用出来る事業所もあり、料金も福祉サービスにあたるので世帯年収に応じた、自己負担金で利用が可能です。
デメリットとしては、放課後等デイサービスなのであくまで学校終了時刻から、事業所に到着され、帰宅時の送迎までの間に勉強をサポートするので、時間としては短い事もあります。
又、勉強に特化した事業所も少ないので、定員がすぐに埋まってしまう傾向にあります。
福祉サービス外では、障害児専門の家庭教師が代表的です。
ご家庭に訪問し、希望される時間内に宿題や個別のカリキュラムを障害の知識を持った家庭教師がサポートしてくれます。
デメリットとしては、障害の知識を持った家庭教師が少なく、又料金も20000円から30000円と高額になってきます。
どっちを選ぶべきか
定員が空いているのであれば、勉強に特化した放課後等デイサービスを利用するのも良いと思います。
ただ前回の記事にも記載してる通り、子供が楽しんで通えるかどうかは別問題なので、見学、体験は必須かと思います。
より、個別で濃密な時間を希望される場合は家庭教師を選ばれてもよいように感じます。
普段過ごしている自宅という環境下で、個別に勉強をサポートしてくれる事は子供にとっても安心出来る環境だと思います。
目先の問題よりも、将来の問題を
大事な事は、今は困っていないから大丈夫では無く、将来的に勉強で躓く前に利用を検討する事です。
勉強に躓きを覚え、前回の記事のように学校に行けなくなってきている子供達も増えてきています。
放課後等デイサービスにも利用可能枠はありますし、家庭教師も信頼関係を築くまでに時間は掛かります。
躓いた時には、利用可能枠が空いているとは限りませんし、初めましての家庭教師を利用するのも難しさを感じます。
学校でサポートして貰えるかもしれませんが、保護者が勉強の躓きを打診し、対応して貰えるまでには当然踏まなければいけない手順や、臨んだ結果になるかどうか分からない点も多いに考えられます。
新型コロナウイルスという疫病が今後どのような形で、子供たちの生活環境に影響を及ぼすのかはまだまだ未知数ですが、可能な限りの対策は講じておくべきだと思います。
京都市であれば相談支援を利用し、ご紹介出来る事業所もありますし、ご相談をお聞きする事も可能です。
又、当社では普通級に通う発達障害児への学習支援も行っておりますので、一抹の不安を抱かれた際には、ご連絡を頂ければと思います。
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