前回、発達障害の子どもがなぜ叩いてしまうのか、またその原因についてお話しさせていただきました。
今回は、私が思う具体的な対処法についてお話しさせていただきます。
発達障害の子どもを見ていると、お友達を叩くのには、
①何もしていないお友達を叩く場合
②お友達との関わりの中で叩いてしまう場合
の2種類があると思います。
何もしていないのに叩く対処法!
①のこの場合は、特定のお友達を叩く事が多い場合があると思われます。
その場合は、そのお友達と環境を変えること事が得策だと思います。
でも、なかなか難しい場合は、そのお友達に興味が行かない様に他の事に集中させたりします。
叩いてしまった後に、どんだけ強く伝えてもその反応が叩く原因になりうるので、叩く前に防ぐのが一番だと思います。
お友達との関わりの中で叩いてしまう対処法!
②のこの場合は、叩いた原因や叩いてしまった子どもの思いをゆっくり聞き、どんな理由でも共感してあげて下さい。
伝わったと思う事で、思いを伝える大切さに気づく事が大切です。
言葉でのコミュニケーションが難しい場合は、絵カードを用意し怒りなど自身の思いを伝えられる様にするといいと思います。
発達障害の子どもがお友達を叩いてしまうのは、周りは理解が難しい事もありますが、本人はしっかり理由があると私は思います。
場面や環境の把握したり、本人の気持ちや動機を受け止める事が、一番の対処法だと思います。
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