学校に行けない子供へどうすればいいか

子育て

最近、不登校や登校拒否と言った言葉が世間でもよく出て来ていますね。
ある日、仕事でお母さんからSOSがありました。
「本人は学校に行きたい気持ちはあるらしいが、朝起きれなかったり、気持ちが沈んでしまって学校に行けない状態が続いている。どうすればいいのか自分にも分からなくていっぱいいっぱいになっている。」といった相談がありました。
僕が行った対応が正しいのかどうかは自分にも分かりませんが、何かの手助けになればと思って書こうと思います。

 

 

 

 

理由のピックアップ

まずお母さんにして頂いた事は、お母さんなりの学校に行きたくない理由を挙げて貰いました。
どの曜日が1番憂鬱な表情をしているのか。
登校前の様子や、下校後の様子。
学校で起きた出来事を話さなくなったタイミング。
いっぱいあっていいんです。
思い当たる事全て、紙に書いてみて下さい。
そこに必ずヒントはあります。

 

 

 

 

信頼を置く人間

次に子供に学校に行きたく無い理由を聞いてみて下さい。
話してくれないなら、子供が1番信頼している人間に聞いて貰うのがいいと思います。
兄弟、従兄弟、塾の先生、お父さん、学校の先生、近所のおばちゃん、祖父母etc
誰でもいいんです。
子供が信頼を置いて話しをしてくれる人を探してみて下さい。

 

 

 

 

行けなくなった理由

これで保護者の目線と子供の目線のヒントが揃いました。
ここから学校に行けなくなった理由を探してみます。
ここで大事にして欲しい事が、大人から見ればどんなにくだらない理由でも笑ったり、バカにしたりしないで下さい。
子供には大きな理由で、それがきっかけで日常生活に支障が出ている事を理解してあげて下さい。

 

 

 

 

対策の検討

次に理由に対して可能な限り対策を講じてあげて下さい。
出来る限りでいいんです。
学校に相談してみたり、担任の先生へ協力を仰いでみたり、期限を決めて家にいる事も必要だと思います。
家族で話し合い、子供と親の意見を擦り寄せてみて下さい。

 

 

 

 

 

ただ大事にして欲しい事があります。
親は自分を責めないで下さい。
もっとしっかり様子をみていれば、早く気付いてあげれれば、たらればの話をしても結果は生まれず、後悔ばかり生まれてしまいます。
いつかこの出来事を思い出して家族であの時は大変だったね。でも今はこんなにみんなで笑えてると言える事が大事なんです。
子供はよく親を見ています。
些細な変化も彼ら彼女らは敏感に感じています。
それを忘れずに、日々を子供と楽しむ事が大事なんではないかと思います。