皆さんにとって育児ってなんですか?
子供の成長を間近で感じれる機会が多い場?
はたまた苦行?
今日はそんな「考え方」のお話をしたいと思います。
父になるまで
僕が父になったのは24歳の時でした。
毎日奥さんのお腹が大きくなっていく事に感動を覚え、ただただ早く我が子に会いたい気持ちだけで、毎日が楽しく幸せを感じていました。
出産までに色々な事がありましたが、無事に産まれて来てくれた瞬間は今でも良い思い出です。
ただ育児というものへの考え方の甘さを出産の次の日から、思い知らされる日々が始まりました。
大丈夫でも、、、
2時間おきに起きては授乳する奥さん、ベッドに置くと泣く子供、ミルクを飲ましても寝てしまい体重は上がらない。
奥さんからのSOSに応じて、可能な限り病室に泊まっていました。
奥さんの疲労や、ミルクを飲まない事への焦りを感じつつも大丈夫と根拠のない言葉を口にして、授乳を代わっていました。
なぜ飲まないんだろう、なぜ体重が上がらないだろう。
もしかしてどこか調子が悪いのか、いっぱい悩みました。
愛する気持ちと、自分の気持ちと
ある日、奥さんがやっと眠れた頃に泣き出してしまった我が子を抱いて、病室の外の廊下を歩いていました。
歩きながらこんなに育児って大変なんだと感じていると、出産前の事を思い出しました。
あんなに楽しみにしていた我が子にため息ばかり付いている。
自分もしんどいんだ。
そう思ってしまった自分への気持ちや、でも我が子を愛する気持ちに胸がいっぱいでした。
考え方を変えると
今や二児の父になり、子育てにも慣れが出て、障害を持つ子供達と接する仕事をするようになりましたが、きっとあの当時では想像も付かないでしょうし、そんな余裕は無かったでしょう。
でももしあの時の自分と話す機会があれば、僕は伝えたい事があります。
こんなもんでいいっかと思ってみると案外楽だよと。
楽になるって悪い事?
僕は育児に対して正解は無いと思っています。
人から見たら適当に見えるかもしれない、育児放棄と思われるかもしれない。
でもその家庭の悩みや思いは当事者しか分からないと思います。
どれだけしんどいか、辛いかなんて、そこで育児をしている人にしか理解出来ませんよね。
だから正解を自分で決めてしまえば楽になるよと思います。
たまには手を抜いてもいいじゃないか、それで生まれた心の余裕をまた自分の子に向けてあげれば。
お母さんやお父さんが辛い顔をしながら子供を見ているよりもよっぽどマシだと思いますよ。
そんな親の顔を見て子供も感じる事が色々あるんだと思います。
なので、「考え方」を是非変えてみてください!
とても楽になると思いますし、より子供へ向き合う機会は増えると思いますよ!
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